長さだしの王道☆アクリルスカルプで長さ出しをするやり方

とにかく強度がある長さだしって理想ですよね。a_01
ジェルネイルは好きだけどもう少し強度が欲しいな、という方にお勧めなのがアクリルスカルプです。
JNECネイリスト技能検定1級の試験内容でもあるアクリルスカルプは、セルフネイラーには出来ない物と思っていませんか?
ジェルネイルと違い、温度や湿度で硬化するのでライトは不要!実はとっても手軽に出来るんです!
換気対策を徹底してセルフネイラーでも簡単に出来るやり方をご紹介します!

画像参照:nelpara

1.用意するもの

まずはアクリルスカルプをするのに必要なグッズをご紹介します。

長さ出し(スカルプ)

①ファイル(150-180G)・・・人工爪の表面や長さの形成に使用します。
②エメリーボード・・・自爪の長さの調整や、人工爪の細部の形成に使用します。
③バッファー・・・自爪の表面を削るサンディングや、人工爪の磨き上げ前に使用。スポンジが爪のカーブに密着するのでムラなく削れます。
④シャイナー・・・自爪やスカルプチュアの磨き上げで使用。
⑤セラミックプッシャー・・・甘皮を押し上げる部分がセラミック製になっている為、甘皮処理をしながらサンディングもできる優れ物。
⑥アクリルリキッド(モノマー)・・・アクリルパウダーと混ぜ合わせる事で化学反応が起こり人工爪を作ります。揮発性で臭いもきつい為、十分に換気しながら使用しましょう。
⑦アクリルパウダー(ポリマー)・・・アクリル樹脂の粉で、アクリルリキッドと混ぜ合わせる事で化学反応が起こり人工爪を作ることができます。
⑧シザー(ハサミ)・・・フォームをカットするのに使います。先端が細く細かい作業に便利。
⑨☆ピンチ棒(Cカーブスティック)・・・長さを出した爪先部分にキレイなカーブを付ける事が出来ます。
⑩アクリル用ネイルブラシ(筆)・・・ナイロン製は不可、必ずアクリル用ブラシ(動物の毛が◎)を使用する事。
⑪キッチンペーパー・・・筆のアクリルリキッドを拭く為に使います。下に染み込むとテーブルが溶けてしまうことがありますのでご注意ください。
⑫プレプライマー(又は消毒剤)・・・爪表面の油分・水分を除去する液体
⑬プライマー・・・アクリルスカルプを作る前に使用する自爪との接着効果を高める液体です。皮膚に付くと炎症を起こす可能性がある危険なものなので慎重な扱いが必要です。使用上の注意をよく理解してご使用下さい。
⑭ダッペンディッシュ・・・アクリルリキッドを入れるための容器。プラスチック製の容器だと溶けてしまう為、陶器やガラス製の容器を使用します。(臭いがきついので蓋付きのものが望ましい)
⑮ダストブラシ・・・削った粉を掃うブラシ。
⑯フォーム・・・長さ出し(スカルプチュア)を作る時に土台として使用するシールです。

☆印はあればでOK

チップで長さだしする時には(シザー/ピンチ棒/フォームの代わりに)下記の道具をご用意ください。
チップオーバーレイ用具

・ネイルグルー(接着剤)・・・チップやネイルパーツ、自爪の亀裂などを接着させる溶剤。
・チップカッター(爪切りでも可)・・・ハーフチップをカットするのに使います。
・ハーフチップ・・・爪の先にグルーで装着し長さを出すのに使います

 

2.簡単アクリルスカルプのやり方10ステップ

これを見れば誰でも出来る!アクリルスカルプのやり方をご紹介します。

2-1.下準備

下準備がスカルプのモチを左右するといっても過言ではない!!
せっかくキレイに出来てもすぐに取れてしまってはガッカリですよね。付け爪と自爪の密着度合いが悪いと、どれだけキレイにスカルプを作ってもすぐ浮いてしまいます。まずは下準備を手順通りに行うことが重要です!

 

ファイリング①エメリーボードで自爪を短く削ります。 サンディング②自爪にバッファーで小傷(凹凸)を付け、自爪とスカルプチュアの密着力を高めます。(=この工程をサンディングと呼びます) セラミックプッシャー③甘皮付近の自爪にこびりついた古い角質をセラミックプッシャーで押し上げます。 角質がついたままスカルプチュアをのせてしまうと、浮きやすくなります。 削った粉はダストブラシでよく払います。 プレプライマー④プレプライマーを塗布します。 プレプライマーはプライマーの前に塗ります。 爪表面の油分が除去され、スカルプチュアの持ちを良くします。 これで下準備は完了!さっそくスカルプチュアを作っていきましょう。

2-2.フォーム又はチップを装着

スカルプチュアにはフォームを使用するものとチップを装着するもの大きく分けて2種あります。深爪さんにはチップがオススメ!

・フォームの付け方はコチラ!
・チップの付け方はコチラ!

2-3.爪の先端を作る

プライマー①フォーム、チップを装着出来れば
自爪とアクリルの接着をよくするために爪の部分のみプライマーを薄く塗ります。
(プライマーは皮膚につくと火傷するおそれのある薬品です。手で爪表面を触ったり、皮膚に流れたりしないように取り扱いには十分に注意してください。)

②スカルプチュアは、時間が経って固まるまでは粘土のように変幻自在なので、長さ・厚さ・形を自分好みに創作することができます。

ボール取り4ダッペンディッシュに適量のアクリルリキッドを入れてスカルプチュア用ネイルブラシ(筆)をダッペンディッシュに入れたアクリルリキッドに浸し含ませます。
ブラシの先端をアクリルパウダーにつけ、ボール状のものを作ります。これをミクスチュアと言います。

1ボール目3③ミクスチュアを自爪先端とフォームの境目辺りにのせ、ブラシ(筆)で形を整えながら
自分のしたい長さより少し長めに作ります。

チップの場合はチップの部分に乗せる。
筆先で伸ばしながら形を整えて爪先から作っていきます。

2-4.中間の段差を埋める

2ボール目先程作った爪先部分と自爪部分をつなげる様にミクスチュアを乗せて筆で形成していきます。
1~2分でカチカチに固まるので素早く動かします。

2-5.根元の段差を埋める

3ボール目根元の隙間を埋めるようにミクスチュアで2-4で作った部分につながるようにのせる。
甘皮周辺は薄く、皮膚に付かないように十分注意しましょう!

2-6.爪先にカーブを作る

Cカーブ-ピンチ2爪が固まったらフォームを外し、両サイドを指先で軽く包むように押し、Cカーブスティックで爪のカーブを作ります。
親指で爪の両サイドからまっすぐになるようにグッと押す。上から見たときに長方形になれば理想的。

2-7.先端の長さ形を整える

ファイリング先端 ファイリングサイド乾燥させたら爪の先端の形、長さ、サイドをファイルで整えます。

2-8.全体的に形を整える

ファイリング表面2-7でデコボコがなくなったら厚みが均等になっているか左右均等になっているか確認しながらさらに削っていきます。

2-9.表面を滑らかにする

バッフィング形が整ったら表面をバッファーで滑らかにする。

2-10.表面を磨き上げる

シャイナー2シャイナーでピカピカに磨き上げて完成です。

 

3.重要!!換気対策

アクリルスカルプをする上で最も重要と言えるのが「換気」です。
特に、小さいお子様がおられるご家庭では十分に注意しましょう。

3-1.窓は必ず開けておく

削る際に細かいダストが飛びますので施術者もマスクの着用をおすすめします。
特有のにおいもありますので換気が悪いと具合が悪くなってしまう方もいます。
寒い冬でも暑い夏でも必ず窓を開けて換気しましょう。

3-2.換気扇をON

スカルプチュア特有のにおいはリキッドの臭いですが
窓の換気だけでは臭いが残りますので換気扇も同時に回します。

3-3.リキッドの付着した物は袋で密封してゴミ箱へ

リキッドはプラスチックなどを溶かしてしまう液体です。
その為、ダッペンディッシュはガラス製か陶器で作られている物がほとんどです。
そのまま流し台・排水溝に流すと大変危険です。
キッチンペーパーなどに染み込ませてから
袋に入れてしっかりと密封して捨てます。
火気厳禁な液体ですので煙草の吸殻などにも注意しましょう。

3-4.液体物の取り扱いには十分注意を

危険薬剤まとめ万が一、こぼした場合はすぐに拭き取ります。
皮膚についた時は施術中でもすぐに洗い流しましょう。
持ち運ぶ時には別に袋に入れて密封して持ち運びましょう。

4.失敗例対処法

室温・体温・湿度で硬化スピードが異なるアクリルは失敗も付きもの。
後から直せる方法と、応急処置法をご紹介します。

4-1.表面がボコボコに

スカ失敗-デコボコスカルプチュアはジェルと違い時間が経つと固まりカチカチになります。
形成するのに時間をかけすぎるとボコボコになることがあります。
その時は凹んでいる部分にだけ少しミクスチュアを足して表面を滑らかにします。
厚みがあると削るのに時間がかかりますので形成の時に厚くなりすぎないように作りましょう。

4-2.皮膚についてしまった

スカルプ失敗-皮膚流れ固まる前であればオレンジウッドスティックで取れます。
固まった後であればまず皮膚からゆっくりと剥がして
ファイルで削れる時はファイルで、厚みが無理な時はエメリーボードで削ります。
皮膚を削らないように注意しましょう。
皮膚につくと浮きの原因になりますので
形成する時に皮膚に付かないように気をつけましょう。

4-3.爪裏に流れて固まってしまった

スカ_爪裏流れ2フォームに隙間があったり、チップのサイズが合っていないと裏側に流れてしまうことがあります。
装着の時に確認すれば問題ありません。
皮膚に付着している為、圧迫感やかゆみが伴う場合はオフしましょう。
特に問題ない場合は、日常生活で皮膚とスカルプが離れウッドスティック等でとる事が出来ます。

4-4.プライマーが皮膚についてしまった

プライマー付着すぐに流水で洗い流しましょう!
そのまま放置しておくと火傷する場合があります。
衣類にも付いていると変色したり穴が開いてしまうこともありますので
プライマーの扱いには十分に注意しましょう。

最近はノンアシッド(酸が入っていない)ものが主流になりつつあります。
今から買いそろえる方にはノンアシッドプライマーがおすすめです。

4-5.ファイルのしすぎによるやけど

ファイルやけど初心者の方はファイルで必死に削っていると、うっかり爪周りが真っ赤に!なんてことがあります。
なってしまった時はとりあえず手指をしっかりと洗ってダストを洗い流します。
出血してる場合は消毒剤などで消毒しましょう。
同じところばかり削るのではなく左を削ったら右を削るなど
全体的に削ると火傷や出血するのを防ぐことが出来ます。

 

5.まとめ

アクリルは液体を使用したり、臭いがきついので注意が必要になります。
お手持ちの商品の使用上の注意をよく読んでから行いましょう。


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